知っておきたい!インプラントのリスクと安全性
近年、インプラント治療の失敗やトラブルのニュースを目にする機会が増えてきました。インプラント治療を選択するうえで、不安に感じている患者様は多いのではないでしょうか。
ただどんな治療においてもそうですが、必ずリスクというのは存在します。インプラント治療も外科処置である以上リスクはゼロではありません。それを理解した上でインプラント治療をすることをオススメします。
処置時のリスク
・骨を削る際に隣の歯を削ってしまう
・神経や血管を損傷させてしまう
・骨を貫通させてしまう
・感染する
など
処置後のリスク
・人工の歯を作製したが、インプラントが割れてしまう
・歯周病によりインプラントを支えている骨が溶けてしまう
・歯磨き不足により周りの歯茎が炎症を起こしてしまう
・インプラントが骨に結合しなかった
など
当院での安全対策
・CTによる術前の精密かつ正確な診断
・器具の完全滅菌および可能な限り使い捨ての器具
・飛沫感染を防ぐための設備
・処置後のメンテナンス
などです。
処置時のリスクはCTによる精密検査や感染対策で回避できます。よく報道にあるようなインプラントの失敗はCTによる検査がなかったもしくは不十分だったのではないかと思われます。
処置後のリスクはほとんどの場合メンテナンスをしていれば回避できます。ただインプラント治療は人間の生体反応を利用した治療法のため、世界の権威のある先生が治療をしても100本処置をすると1~2本骨と結合しないことがあります。しかしそうなった場合でも経験と技術による相応の対処をすればほとんどのケースで骨と結合するようになります。
そのため、当院では上記の安全対策によりリスクの少ないインプラント治療を行うことができます。